バリ滞在 09.6.30〜09.7.20
5. バリ舞踏
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1. ウブドの宿「ルマ・パキール」
2. ウブドの街
3. ウブドのお店
4. ウブドの自然
5. バリ舞踏
6. パダンバイ2泊3日
7. バリの食事1
8. バリの食事2
9. バリの食事3
10. バリの食事4
11. バリの動物たち
12. バリのお買い物
13. 台北トランジット(行き)
14. 台北トランジット(帰り)
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メインストリートを歩いていたら、
いきなり目の前にバロンが出てきた!
バロンは、獅子、虎、牛などの魔力を持つ動物の混合体で、森の王者であり、バリヒンドュー教の善の象徴である。
バリ舞踏の中には「バロンダンス」という、ストーリーのある演目があるので、きっとこのバロンは、これから公演に向かうところなのであろう。
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海外公演もこなすという実力派グループの
「Tirta Sari(ティルタ・サリ)」の公演を観に行く。
ヴィナ・ウィサタ前から出る無料送迎バスに乗って会場へ。
ドアとか開いたままなんだけど、気にせず走る。
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この公演では、バリの代表的な舞踊をダイジェストで色々見れるお得仕様。
しかもガムランの演奏も、踊りもトップクラスの人たちなので
なかなか見ごたえがあって飽きなかった。
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今回のお気に入りの演目「クビャール・トロンポン」。
男性が女性の踊りを踊るのだけど、スカートもヒラヒラとさせてなんだかオカマバーのショーを見ているようで面白い。
さすが男性というかんじで、女性の踊りなのだけど力強いので、見ごたえがある。
トロンポンという打楽器を演奏しながら踊る、けっこう技術も必要そうな踊りなのだけど
さすがに上手で、面白かった。
これ、もういちど観たい。 |
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じゃんじゃじゃーん、バロン登場。
6種類の演目の最後はやはり「バロンダンス」。
これはかなりストーリー仕立てになっていて、台詞もあって、劇っぽい。
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モコモコした、薬の木、が出てきた。かわいい。
バロンダンスは、もう、へんてこな物体がいっぱい出てきて、言葉がわからなくても見てるだけで相当面白い。
終わった時、隣に座っていた欧米人のおじさんが
「バロンは、なんだかはちゃめちゃで、すごかったね!」
みたいなことを言ってきた。
ほんと、おもしろかった。バロン。 |
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お次は、
ダラム・タマン・カジョ寺院で行われる、
「ケチャダンス」。
上半身裸の男性が、わらわらと登場。
100人くらい出てくるので、それだけでも圧巻。 |
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ケチャは、いわゆるアカペラガムラン。
「ケチャケチャケチャケチャ」と独特のリズムの合唱だけで構成されるのだけど
これがなかなか不思議な迫力で、いいのだ。
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ケチャの男性達の輪の中で、「ラーマナヤ物語」が演じられます。 |
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つづいて「サンヒャン・ジャラン」が始まる。
ココナツの殻に火が着けられる。
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サンヒャン・ジャランは、トランス状態の馬の格好の人が裸足で火の上を歩きまわるのだ。
馬の人は、火の着いた炭を蹴っ飛ばすので、
たまに客席にも飛んできて、危なっかしい。
周りに待機してる人が、ほうきで飛び散った炭を真ん中にかき集めるのだけど、
また馬がどんどん周りに蹴っ飛ばしていく。
隣の子供は「ぎゃー」と言って逃げてた。
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終わると、馬のおじさんは足の裏が真っ黒。
トランスに入ってると、本当に熱くないんだろうか。
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こちらは、
満月と新月の夜のみに行われる
創作ケチャダンス。
ここのケチャの振り付けは独特で、普通のケチャとはかなり違う。
火を手に持って登場してくるし、子供も混じっている。
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最初は祈りのダンスっぽくておとなしかったのだけど、この人が登場してきたあたりで、飛び回ったり人の上に乗っかったりと、だんだんエキサイティングになってくる。
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対決のシーンらしき場面では、火のついた玉を、サッカーボールのように蹴っ飛ばしあう。
たまに観客席の方にも落っこちてきたり。
観客もワー!キャー!と言って観ている。
火の玉を思い切り蹴飛ばすので、
木に火が燃え移っちゃったり・・・。 |
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舞台の上が火の海。
そしてこんな火の中にも平気で足を踏み入れる。
何なんだろうこれは。
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騎馬戦の対決は、他でも見られた。
ケチャのお決まりの対決パターンなのだろうか。 |
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舞台の後ろから、満月がだんだんと昇ってくる、というのも、なかなか良い風情でした。
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